♪何時の事だか思い出してごらん あんな事こんな事あったでしょう。
【7年目】
今シーズンは、シーズンチケットの場所を1階ベンチ裏から2階ベンチ向かい最前列に移動。今まで見ていた場所よりはゴールの後ろ寄りになりますが、ベンチやスタージェッツの様子がよく見える位置になりました。
【今シーズンのロスター】
前シーズン終了時点からのロスターの移動はこうなりました。
退団:石井選手(SR渋谷へ)、チェンバース選手(横浜へ)、ジョーンズ選手(海外へ)
加入:#7晴山選手(京都から)、#4フリッピン選手(ドエイン大学から)、#10メイヨ選手(イーストケンタッキー大学から)、#13大倉選手(東海大学から、練習生→特別指定)
継続:#1ダンカン選手、#2富樫選手、#3パーカー選手、#5田口選手、#8大宮選手、#11西村選手、#15藤永選手、#21エドワーズ選手、#31原選手、#34小野選手、大野HC
練習生:ファラーズ選手(東洋大学から)
今シーズンから、キャプテンが西村選手に変わりました。
ディフェンスに3ptに貢献してくれた、石井選手とチェンバース選手が移籍。それに代わって、フリッピン選手、メイヨ選手と今年プロキャリアを始める選手が2名加入しました。
さて、またシーズン初めのディフェンスの強度が落ちないといいのですが。
【シーズンイン前】
今シーズンもアーリーカップが開催されました。千葉ジェッツは、初戦の2回戦で宇都宮ブレックスに敗戦、3位決定戦でサンロッカーズ渋谷に勝ち、3位となりました。この試合ではサンロッカーズ渋谷はけが人が多く、移籍したばかりの石井選手も出場していませんでした。この試合はSR渋谷のジャクソン選手が好調でした。
【シーズンイン】
今シーズンはアウェイでの開幕となりました。しかも開幕戦はサンロッカーズ渋谷戦。いきなり石井選手との古巣対決となりました。開幕節はアウェイで連敗、さらにホーム開幕戦の川崎ブレイブサンダース戦でも連敗して離陸に手間取っている感じがしました。
さらにホームで、レバンガ北海道戦、京都ハンナリーズ戦を落とし、この調子では上位にいる、アルバルク東京や宇都宮ブレックスに勝てないんじゃないかなと思っていました。
10月に行われた天皇杯3次ラウンドでは、レバンガ北海道に負けて4年連続のファイナルラウンド進出はなりませんでした。
天皇杯直前の年明け1月にアウェイ駒沢体育館でのアルバルク東京戦で2連勝として調子のいい状態で天皇杯ブレイクを迎えました。天皇杯ブレイク前の第16節終了時点で、18勝と東地区4位、全体6位となっていました。
この天皇杯ブレイクまでの間では、メイヨ選手はダンカン選手と交代で試合にエントリーされることが多く、いいポテンシャルを見せてくれました。フリッピン選手は序盤戦は出番が少なかったのですが、天皇杯ブレイクあたりでチームルールになれたか、誰かがフリッピン選手の取説を見つけ出したのかわかりませんが、2番ポジションとして登場する場面が多くなりました。
今シーズンのポイントガード運用は富樫選手の多用は避け、2Q、4Qは西村選手、藤永選手に任せているのが見て取れました。時折、富樫選手を入れたダブルガード、フリッピン選手を入れたトリプルガードもありました。
【天皇杯・皇后杯の行方は】
今回の天皇杯ファイナルラウンドには千葉ジェッツは出場できませんでしたが、面白いカードになりました。
皇后杯は、準決勝でデンソーアイリスvs三菱電機コアラーズ、トヨタ自動車アンテロープスvsJX-ENEOSサンフラワーズというカードになり、デンソーとJX-ENEOSが勝ち上がりました。皇后杯決勝は、JX-ENEOSが圧倒的な力の差を見せつけ12連覇を達成しました。
天皇杯はファイナルラウンド一回戦で、北海道、三河、A東京、富山が破れ、準決勝はサンロッカーズ渋谷vs滋賀レイクスターズ、川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックスとなり、決勝はサンロッカーズ渋谷vs川崎ブレイブサンダースとなりました。
決勝は前半戦終了時点で同点と拮抗した試合となりましたが、3Qでサンロッカーズ渋谷が作り上げた4ptsリードを守り切って初の天皇杯制覇となりました。NBLやJBL時代でも天皇杯タイトルを獲得していないのは意外でした。そして、天皇杯個人4連覇の石井選手の「\カンパ カンパ カンパーイ!/」が今年もテレビで流れることとなりましたw
【後半戦ってあったんだっけ】
シーズン再開直後の1/23に、エドワーズ選手が日本国籍を取得して帰化しました。これで千葉ジェッツのシーズンオフには嵐が吹き荒れることが確定となりました。
選手契約の規約では、帰化選手は1クラブに1名まで登録できるという規約があり、千葉ジェッツにはすでに帰化選手としてパーカー選手が登録しています。来シーズンからはエドワーズ選手も帰化選手登録となるため、パーカー選手とエドワーズ選手が同じチームに選手として在籍することはできなくなります。
後半戦になるとフリッピン選手の起用が増え、ダンカン選手,富樫選手,パーカー選手,フリッピン選手,田口選手の#1,2,3,4,5がそろう場面もよく目にしました。
後半戦はなかなか試合を見に行くこととができなかったのですが、千葉ポートアリーナでの名古屋D2連戦は1勝1敗、そのあとの大阪戦は2連勝と、時折ある取りこぼしが怖いなと思っていましたが、事態は一変しました。
【そしてシーズン打ち切りへ】
2月26日、リーグから新型コロナウィルス感染症の対応による、試合の延期が発表されました。B1は第24節~第27節の試合が延期となり振替日が決まりましたが、それと合わせてプレーオフを短縮せざるを得なくなり、プレーオフ一回戦、二回戦ともに上位クラブホーム試合での一発勝負にフォーマットが変更されました。
延期明けの3月11日は、試合は無観客で行うことになり、3月14日の川崎vs北海道の試合では外国籍選手3名が37.5度以上の熱を出したため中止(翌日3月15日の同カードは開催)になったり、3月15日には千葉vs宇都宮で審判1名が37.5度以上の熱を出し1時間の協議ののち中止になりました。
そして、3月22日。リーグは今シーズンのリーグ戦中止(シーズン打ち切り)とプレーオフを実施しない旨を発表しました。試合数はほぼ2/3にあたる40試合が終わっていたため地区順位、および個人成績は確定となりました。プレーオフが行われないため、地区優勝は決まりましたが、リーグ優勝は該当なしとなりました。
千葉の最終戦は3月15日の千葉vs宇都宮戦でしたが中止となってしまいました。この試合で宇都宮が勝てば宇都宮が地区優勝だっただけに後味の悪い中止になりました。
その後大阪で選手やスタッフで感染者が出て、シーズン打ち切りの判断は正しかったんだろうなとも思いました。観客が密になることよりも、接触の多い選手同士での感染は避けないといけませんから。
【新しいカタチ】
4月24日 Bリーグの2020-21シーズンのレギュレーションが発表されました。
B2からB1への昇格は信州ブレイブウォリアーズと広島ドラゴンフライズ。B1からB2降格はなし。B3からB2の昇格は佐賀バルーナーズ、B2からB3への降格は、東京エクセレンス(ライセンス面)となり、B1は20クラブ、B2は16クラブで東西2地区制で60試合行われることになりました。
また2020-21シーズンでは、B2からB1へ2クラブの自動昇格が発生します。B3からB2への昇格および各階層間での降格は行わず、残留プレーオフ、入替戦も行わないと発表がありました。
これに伴って各クラブの戦略にも大きな影響が出るでしょう。ただし2020-21シーズンも無事に開幕して観客が入場できる保証は今の所ないわけで。クラブの収入をどうするかも考えないといけません。
【僕らが旅(移籍)に出る理由】
2020年7月4現在で
退団:小野選手(信州へ)、メイヨ選手(北海道へ)
加入:サイズ選手(SR渋谷から)、ショーター選手(イスラエルから)、佐藤選手(滋賀から)、赤穂選手(青山学院大学から特別指定(プロ契約))、
継続:ダンカン選手、富樫選手、フリッピン選手、田口選手、大宮選手、西村選手、藤永選手、エドワーズ選手、原選手、大野HC
継続(レンタル移籍):晴山選手(滋賀へ)、パーカー選手(群馬へ)
コーチ陣はカルバンACを除いて残留。新しく、スロベニアからマルティチACが加入しました。ヨーロッパで10年HCを務めた方をACとして招聘するとは…大野HCも5年目になるので、そろそろ後継の検討なのでしょうか。
石井選手に次ぐフランチャイズプレイヤーとして、特別指定で赤穂選手が加入しました。Wリーグ デンソーアイリスに所属する、赤穂ひまわり選手、さくら選手姉妹の弟さんです。
更新情報が最後まで発表されなかった、パーカー選手も7/3の午前5時に群馬クレインサンダーズへのレンタル移籍が発表されました。2年契約なので千葉との契約が残るが、帰化選手としてはエドワーズ選手と契約しているので、同じ帰化選手としての登録はできない…の末に生まれたB2群馬への移籍です。
Bリーグになってからの千葉ジェッツの躍進には欠かせない選手です。「どのタイミングでそこに飛び込んだんだよ」ってところでリバウンド取ったり、パス受けてシュートしていたりと、とにかくボールへの嗅覚が半端ないです。日本で12年プレーして現在38歳。まだまだポテンシャルは高いと思います。群馬をB1に押し上げる原動力になって欲しいです。、そして千葉はパーカー選手の穴を埋めるチームを構築することができるのか。
クラブのスタッフでは社長・会長・取締役が変わりました。社長がmixi本体からやってきます。取締役には元選手で佐藤前GM、池内GM、mixiから安藤氏が入ります。クラブ運営にチームに近い人間を投入して一体化を図るという目的の模様です。
そして、元社長で会長の島田氏、社長の米盛氏は完全に千葉ジェッツから離れることになります。島田氏は6月16日に7/1からBリーグ理事会での3代目チェアマンとして議決されました活動が始まりました。
6月15日 日本トップリーグ機構から、無観客試合のネーミングとして「リモートマッチ(リモマ)、リモートゲーム」が発表されました。リモートで応援するファンのことを「リモーター」と呼称することも併せて発表されました。どうしても無観客試合と聞くと懲罰的な意味合いを持ってしまっているので、「ポジティブなネーミングを」とのことでした。リモートで応援できる環境が整っていくといいのですが。
6月19日にプロ野球は無観客試合で開幕、Jリーグも6月27日(J2,J3),7月4日(J1)からリモートマッチで再開(J3は開幕)することになりました。Bリーグは10月開幕を目指すとのことですが、当面はリモートマッチなんだろうとは思いますが、いつかアリーナで試合を見られる日を楽しみにしたいと思います。
【千葉ジェッツふなばし 2019-20シーズン チームスタッツ】
試合数:40(1試合中止あり)
成績:28勝12敗(勝率0.700 東地区3位)
平均得点:83.8pts(2位)
フィールドゴール成功率:48.2%(2位)
3pt成功率:35.3%(6位)
フリースロー成功率:73.9%(6位)
平均リバウンド数:38.2reb(5位)
平均アシスト数:21.4ast(3位)
ターンオーバー数:673tov(11位)
スティール数:481stl(13位)
ブロックショット数:131blk(1位タイ)
被ブロックショット数:91blk(12位)
ファウル数:695(9位)
被ファウル数:708(9位)
貢献度(EFF):104(1位タイ)
【今シーズンの観戦試合数】
千葉ジェッツ公式戦:13試合
ホームゲーム 10試合
アウェイ 3試合(SR渋谷2試合、A東京1試合)
千葉ジェッツ戦以外:10試合
天皇杯:天皇杯準決勝2試合、皇后杯決勝、天皇杯決勝
代表:男女代表強化試合(2試合)
アーリーカップ:関東決勝2試合
B2:東京EXvs東京Z
B3:東京CRvs埼玉
合計:23試合
観戦できなかったシーズンチケット達。右側2列はコロナ関連で、延期・中止となったチケットです。