Bリーグ)千葉ジェッツブースター よねんせい
♪何時の事だか思い出してごらん あんな事こんな事あったでしょう
2015-16シーズンは、西宮ストークスブースターだったので書けなかったこの企画。2年ぶりに復活でございます。2016-17シーズンの千葉ジェッツ戦を見てきた感想と自分の動きを記してまいります。
【開幕戦=最終戦】
9月22日Bリーグ開幕…から遅れること一週間。
この時点で兵庫県在住だった私は、西宮のホーム開幕戦を10月1日と2日と二日間ホームベンチ裏から観戦してきました。
主力をごっそり大阪と名古屋に持っていかれてどうなることやら…と思っていました。が、蓋を開けてみれば二日間とも信州に快勝。昨シーズン、これだけ安心して西宮のゲームを見ることができただろうかw
こりゃ今シーズン楽しみだな・・・と思ったものの、すでに来週関東への引っ越しが決まっていたw 関西暮らし第三期は15か月で終了。短かったなぁ…
【恥ずかしながら帰ってきました】
10月中旬に居を東京都下へ移し、えんやこらさっと船橋アリーナへ帰還。10月22日のホーム北海道戦から千葉ジェッツブースターへ復帰となりました。
今シーズンからは1階席のコートサイドはほぼ全席指定席となり、自由席はコートエンドのみ。まさか10月に引っ越すとは思ってもいなかったので当然シーズンチケットなんて買ってないw まあ何とかベンチ裏の指定席(1階席最上段とか)がなんとか確保できたけど。
関西の時でも、千葉ジェッツのアウェイ戦でお見かけしたジェッツな皆様や赤アフロな皆様の様子は変わらずでw あっさりすんなりとスタンディングの輪に加わってしまいましたw
この節の時点では、レバンガ北海道はけが人が多く7人で試合を回す事態になっていました。まあそんなこんなでしたので、試合としは快勝でしたが、大丈夫かいなレバンガ…とは思いました。
試合とは別件ですが、今シーズンに入ってからクラブ公式や島田球団代表のツイートがだいぶ饒舌になったなぁと思いましたw
【あの事件】
10月30日(日曜日)のホームA東京戦。自分は指定席が取れずゴール裏の自由席で観戦しておりました。
試合開始からゲームクロックが3分進んだあたりで事件は発生。接触プレイのもめ事を止めようとして双方の選手がコートに入ってしまい、あわせて11人が失格退場となり、千葉6人、A東京7人での試合に。3300人の観衆の前で見せてはいけない試合になりそうでした。
そんな中でもなんとかファウルアウトによる追加退場者が出るのを避けられました。負けたものの12点差で終われたのはまだよかった方なのかな?と思うことにしました。
接触プレイにかかわった、千葉のアームストロング選手が、2試合の出場停止。次の試合は仙台でのアウェイ戦。どうなってしまうんでしょうか。
【安定飛行から最高高度へ】
しかしピンチはチャンスになりました。今までちょっとイケイケ気味?だったチームに結束力が生まれます。ゴール下を体を張って守ってきたアームストロングがいない事態を残りのプレイヤーでカバーする必要があります。
ここから千葉は、仙台、秋田、栃木、北海道、SR渋谷、富山と…クリスマスゲーム直前までに1段目のエンジンが火を噴き13連勝を積み上げます。今となってはですが、SR渋谷とはサクレが加入する前に当たっててよかったかなとも思いましたがwもちろん13連勝は千葉としてのクラブ新記録です。
その後、アウェイ新潟で1勝1敗、晦日、大晦日のホーム川崎を2連敗とちょっと足踏みで2016年が終わりました。ただ、この川崎2連敗も20点差以上ついていたところから追いつきかけたけど振り切られた…というゲームでした。川崎相手に2点差、6点差ならかなり今迄から言えばかなり上出来だったかと思います。
この辺りから、試合会場の船橋アリーナにも変化が現れます。昨年までは多くて4000人だった会場に、ほぼ毎試合4500人近い観客が訪れるようになりました。
すると、駐車場が足りない、ごみが座席に放置されてる、ごみ箱が足りない…と色々な問題が露呈してきました。それでも、クラブ公式や球団代表からのツイートや、翌日や翌節からは何とか対処したりとブースターが試合終了後の会場でゴミ拾いをしたりと、クラブやブースターの間にも変化に対応していく空気が出てきました。
【初タイトル】
そして年が明け、天皇杯。千葉は3回戦からの登場。一発勝負のトーナメント戦で本領を発揮します。ここまでのリーグ戦では、1勝2敗の栃木、まだ未対戦の三河と撃破し、初の決勝進出。勝てばもちろん初優勝、かつプロチーム初の優勝となります。
天皇杯のチケットは、どこが勝ち上がっても見に行くつもりで、発売開始日に準決勝と決勝のアリーナ自由席のチケットを抑えていましたが、これが大当たり。代々木第一の大舞台に千葉が登りました。
相手は、つい1週間前に対戦したばかりの川崎。千葉2Qでファジーカスを抑え込み2桁の点差をつけ、後はじりじりと引き離す。川崎に4Qで追いつかれないとかどんだけがんばったんだよ。
終わってみれば22点の大差をつけて、初優勝。千葉ジェッツとして初のタイトルを手に入れました。そして、ここから観客数もまた増えていくのでした。
【これぞお祭り】
天皇杯の翌週は、オールスターゲーム。B1の18クラブから、人気投票、リーグ推薦で選ばれた24人をドラフトにかけてチーム分け。
他にも3ptコンテスト、ダンクコンテストと賑やかなイベントが盛りだくさん。
試合の方は、各クラブのオフェンス曲がかわるがわる流れる中でのゲーム。普段見られない同クラブ選手同士のマッチアップや、ちょっとしたおふざけ演出、体ごとアシストする豪快なダンクなどなど、普段のゲームでは見ることのできない体験ができました。これぞお祭り。
【見えるけど届かぬ後ろ姿】
オールスター明けの初戦、アウェイ栃木を落として、その後ホームでの三河、アウェイでの横浜をそれぞれ1勝1敗として、すんなりと後半戦のテイクオフができなかった千葉。正直三河相手に連敗しなかったということに驚いているのですがw
そこから、また千葉は2段目のエンジンが点火し連勝気流に乗ります。アウェイ横浜、アウェイ名古屋、ホーム秋田、アウェイ琉球、ホーム滋賀、アウェイ京都に1勝1敗として9連勝。その先、ホーム北海道に2連勝のあと、アウェイ秋田、ホーム栃木とそれぞれ1勝1敗。
このあたりで、千葉の立ち位置は東地区3位。東地区1位の栃木には及ばないものの、2位のA東京の3ゲーム差でしっぽが見えてきました。しかし、上位2チームは勝率8割近いチーム。交流戦が終わってしまった以上、直接対決で勝たない限り差は縮まりません。
そうなると、直近で栃木に2連敗はしていないものの1勝1敗は結構ダメージ大きかったのかも知れません。
4月15日(土曜日)のアウェイA東京戦。A東京との最後の2連戦になります。この時点ではA東京との戦績は1勝3敗。2連勝して何とか戦績をタイに。できるならば得失点差で上回って同率になった時のマウントポジションを取りたいです。
試合展開は、3Qまで1桁リードされていたのを、逆転したもののさらに再逆転され、4Q途中には11点差まで広げられたものを、残り7秒でアームストロングが値千金の同点ゴールを押し込んで延長戦へ。
延長戦での3pt打ち合いを制して6点差で勝利。翌日も4Q最後に田中に全部決められたら同点になるフリースロー3本を献上するものの、全部外して、6点差で千葉の勝利。A東京とのゲーム差は1まで縮まり。3勝3敗でタイになったものの、得失点差で4点だけA東京が上回ってしまい、優位なポジションを取ることができませんでした。
しかしこの2連勝をきっかけに千葉の3段目のエンジンが火を噴きました。
ホーム仙台、アウェイ栃木、ホーム秋田、最終戦のアウェイ北海道と、最後まで止まることなくまた9連勝を積みあげました。特にアウェイ栃木戦はブレックスアリーナ宇都宮の最終戦で、栃木が1勝でもすれば東地区優勝がかかる大一番。ブレックスアリーナ宇都宮は当然満員だったのですが、その大プレッシャーをはねのけ、千葉が2連勝。東地区優勝決定を3日後のA東京に押し付けましたw
これで今シーズンの栃木との対戦成績も4勝4敗のタイ。ただし、こちらも得失点差が30近くあったために勝ち越しとまではいきませんでした。あの「カレーの中の福神漬け」状態の中でよく応援したし、よく勝ち切ったもんですよw応援する側もああいう環境で勝つのを見るとまた応援しようって気になるものですw
レギュラーシーズン後のチャンピオンシップのクォーターファイナルもまたアウェイでの栃木戦になる可能性が濃厚です。
レギュラーシーズンは過去最高勝率44勝16敗、勝率.733。A東京と勝率は並んだものの、前述の得失点差が響いて東地区3位。ワイルドカード上位でのチャンピオンシップ進出となりました。
【最後に見えた綻び】
チャンピオンシップのクォーターファイナル。相手は栃木。会場は当然ブレックスアリーナ宇都宮。観戦に行けなかったのでネット中継で観戦しておりました。game1は2Qでつけられた9点差が重くのしかかり敗戦。後がなくなったgame2では千葉が1Qで20点の点差をつけましたが、その後は栃木が主導権を握り、2Qで5点、3Qで12点と差を縮められ、4Qで逆転され7点差で敗戦。
そんなgame2のラストで、アームストロングとストーンがプレイの内容について内輪もめをする場面が見られました。ストーンが残りのショットクロックを確認しないでプレイして24秒バイオレーションを取られたことに、アームストロングが物言いをつけた…ということらしいのですが、その二人が荒れると誰も止めようがないという。明らかにパスのタイミングが狂ったりと最後の最後に精神的な弱さが出てしまったのかなと思いました。
【最高の舞台は整っていた】
天皇杯同様に「どこが勝ち上がっても見に行く」とチケットを先行発売で買ったB.LEAGUE チャンピオンシップファイナル。ファイナルに進んだのは、川崎と栃木。
会場の代々木第一体育館は、栃木ファン7割、川崎ファン3割といった感じに見える。川崎側のベンチ裏やゴール裏にも栃木ファンが座っている感じ。カレーの中に結構多めに福神漬けを入れたような感じでした。
試合はご承知の通り、最後の最後まで息詰まるシーソーゲーム。これこそファイナルにふさわしい試合だったと思います。TV解説の佐々木クリスさん曰く、「(攻撃の)質の川崎、(攻撃の)量の栃木をキーワードとして挙げていましたが、最終的には質も量も上回った栃木が制しました。」と。
1万人を超える観衆の前で、黄色い紙吹雪が散る。千葉も来年はこの舞台に立って赤と銀の紙吹雪を吹かせたいと思いました。
【行く人来る人】
ファイナルの翌日、千葉はららぽーとTOKYOBAYでブースター感謝祭を開催。球団代表の島田社長の挨拶で、「来年は、アーリーカップ、天皇杯、チャンピオンシップの三冠を狙いたい。まずはアーリーカップから。しかし、B1東地区は今年以上に激戦区です。死の地区以上って…何って言えばいいですかね、地獄ですかね?(笑)」とこんな感じのことをおっしゃってましたが、東地区は、北海道、栃木、千葉、SR渋谷、A東京、川崎。うん、地獄だwしかも川崎はほぼ主力メンバーを変えていないw
千葉のチーム編成は、自由交渉リストへの掲載の案内が遅かったことを考えると、NBL2年目と同様に日本籍選手には全員残留オファー出したんじゃないかなと推測しています。
千葉を出た選手は3名。
上江田は、千葉から富山へ移籍。
アームストロングは、千葉から琉球へ。
ストーンはまだ若いから国外挑戦だと思います。
出る選手いれば入る選手あり。
エドワーズが、三河から千葉へ。
チェンバースが、SR渋谷から千葉へ。
チェンバースは日本人選手扱い(日本国籍)。
残りの阿部、富樫、パーカー、西村、荒尾、石井、原、小野、伊藤は、軒並み残留となったので、チームケミストリーの構築は早くできるものと考えます。
残る外国人センターが誰になるのかに注目です。
2017-18シーズンは川崎が入って、過酷な地区になりますが、その方が応援のし甲斐もあるってものだと思っています。2017-18シーズンはベンチ裏のシーズンチケットを買いましたので、テレビにチラ写りする場所で応援したいと思いますw
2016-17シーズン観戦記録
*ホームゲーム
千葉ジェッツ 18試合
西宮ストークス 2試合
*アウェイゲーム
千葉ジェッツ 6試合(横浜、名古屋*2、A東京、栃木*2)
*チャンピオンシップ、プレーオフ
B1チャンピオンシップファイナル、B2 3位決定戦、プレイオフファイナル
*その他
天皇杯 男子準決勝2試合、女子決勝1試合、男子決勝1試合
川崎vs安養KGC、オールスターゲーム
関西バスケットボールCUP 4試合
東京Zvs東京EX、埼玉vs大塚商会、八王子vsアイシンAW
東京Zvs奈良、SR渋谷vsA東京、東京EXvs信州
計45試合…ってチケット代は考えたくないなーw
アウェイでコートサイド席(\8,000)とか座った試合もあるしw
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