200vs028/NBL)千葉ジェッツシーズン最終戦(アウェイvs リンク栃木ブレックス)応援
4月26日、27日の土日で、千葉ジェッツのレギュラーシーズン最終戦であるリンク栃木ブレックス戦を応援しにアウェイの地、宇都宮へ行ってきました。
行けると決まったのは、前日25日。慌ててオンラインチケットを覗いたら…
26日:アウェイベンチ裏指定席は残り1席
27日:アウェイベンチ裏をはじめ、すべての指定席完売。コートエンド指定席(エリアのみ指定で席は自由)がオープンされてた。
相手のホーム最終戦だし、チケットがあるだけましだと思って購入。
・26日 土曜日
まずは、リンク栃木ブレックスさんの公式ツイッターで直行バスの時間を伺ってから出発。
行きは東武でいったので、錦糸町から東武宇都宮まで乗り継ぎ2回で2時間半・・・orz 乗り継ぎ待ち時間は殆どない状態でこれですよ。
東武宇都宮駅からしばらくアーケードのオリオン通りを歩く。
GW中のとちテレアニメ祭りの大きなフラッグがはためく。商店街の中にステージのある広場(オリオンスクエア)があるのは良いですねぇ。
オタク向けの店が集約された宇都宮フェスタや、圧縮陳列をしていないどころか生鮮食料品の取り扱いもある、細長いメガドンキホーテ(ラパーク宇都宮=元長崎屋)、PARCOがあったりとにぎやかな所。
東武宇都宮から1.5km程でJR宇都宮駅(略称:宇駅)の西口へ。新幹線が止まる駅の割には小さく見えるwヨドバシカメラの入ったララスクエア宇都宮は駅ビルだと思ってたからなおのことかなぁ。
駅を超えて東口にあるビジネスホテルに荷物を預けて、直行バスの乗り場へ。
途中、今日ホームゲームのあった、サッカーJ2の栃木FCの方々とすれ違う。
発車の15分前くらいについたのですが、すでに列ができている。ほとんどが地元ブレックスのブースターなんだろうなぁ。
本来のホームアリーナである、ブレックスアリーナ(宇都宮市体育館)は改修工事のためシーズン開幕戦のみの開催で、普段の宇都宮市開催時はバスで30分行ったところにある清原体育館(清原工業団地内)で行われています。
直行バスが無かったら行くのをためらう距離ですw
バスに30分乗って、清原体育館到着。隣接して野球場やテニス場もある清原中央公園の一角にあります。車が、歩道を拡張してできた緑地にずらっと並んでいるのはちょっと不思議な光景でした。
会場に着くと、千葉ジェッツのホームゲームで必ず見かける、赤いアフロを発見。
これである程度安心できたw
アリーナ内に入ると、当然ブレックスブースター一色…かと思いきや、似た色のレプユニを来ている方々も。栃木FCとの連戦チケットを発売していたので、栃木FCの方々も結構来ていたっぽい。
千葉ジェッツのベンチ裏指定席には、見かけたことのある方々ばかり。今まで見たアウェイでは最高の人数です。
中には、千葉ジェッツクルーのスタージェッツ御一行や非公認揺れキャラのマスク・ド・オッチーも応援に来ていました。
試合開始前の応援練習が始まり、MCが『声出して!声を出すのは恥ずかしい人は拍手で!』と煽るのですが、まあ大体暖まるまでは時間がかかる。
ジェッツブースターはお構い無く最初っから全開。MCさんも『ブレックスのホームなのに、ジェッツブースターの声が聞こえるよー、もっともっと!』って感じで煽っていきます。
スターティング5発表のちょっと前に、ブレックスブースターの方々による、『県民の歌』の合唱があるんだけど、サッカーの試合開始前の応援歌のごとく。しかもアリーナ内全方向から聞こえてくるので、凄いプレッシャーを感じますw 文字通り四面楚歌ならぬ四面県歌。
ジェッツブースターも負けじと選手へのエールで応戦。元々はスタンディングエリアから生まれた行為だったものに、フライトクルーのブートブースターズ(ドラムライン)が加わり、シーズン末にはプログラムにも載るし、MCからも場内にアナウンスされるようになりました。
今回はアウェイまで来てるのだし、参加してみました。来シーズンからも参加するでしょうw
栃木の選手紹介では#0田臥の背番号を、ナンバーオーって紹介するのね。
選手入場やスターティング5発表時の暗転中は、ブレックスブースターの紺と黄色のペンライトが光って凄いきれい。ジェッツレッドも負けじと光るけど、数が少ない。
さて、そろそろTipOff…の前に今節の事情を説明を。
26日試合開始前
3位 リンク栃木ブレックス 30勝22敗
4位 レバンガ北海道 29勝23敗
5位 日立山ロッカーズ東京 18勝34敗
6位 千葉ジェッツ 17勝35敗
この最終節の対戦カードは、
3位栃木vs6位千葉、4位北海道vs5位日立東京。両試合とも両日同時刻にTipOff。
勝敗数(勝率)が同じになっても、順位決定のルールにより、順位は変わらず。
勝率が同じ場合は、当該チーム間の勝率、当該チーム間のゴールアベレージ(総得点/総失点)で決まります。
既に当該チーム間の直接対決は終了していて、
栃木 対北海道 3勝3敗 AVE1.02
北海道 対栃木 3勝3敗 AVE0.98
日立東京対千葉 3勝3敗 AVE1.02
千葉 対日立東京 3勝3敗 AVE0.98
ちなみにこの2チーム間同士は、得失点差でいうとどちらも20しかなかったのです。(栃木+10、北海道-10。日立東京と千葉も同様)
と、3-4位、5-6位とも全くの同じ条件。つまり上位のチームは1勝すれば上位キープが確定。下位チームは上位チーム2連敗かつ自身は2連勝して、勝ち数を上回らない限り上位へ上がれない。
3位 栃木 1勝または北海道1敗で3位確定
4位 北海道 2勝かつ栃木2敗で3位浮上
5位 日立東京 1勝または千葉1敗で5位確定
6位 千葉 2勝かつ日立2敗で5位浮上
上位チームが負けた場合は、もう一方の試合の結果が左右する状態になっています。
3位までのチームがプレイオフ進出がかかるので、栃木も北海道も必死です。
千葉も最下位脱出のためには必死です。
北海道と千葉は双方が2勝しない限り上位に上がれない。上位に上がる場合は同時に上がることになります。
これは追われる側有利の展開のはず・・・ですよね。
ですが、千葉は3月にもアウェイで和歌山トライアンズのプレーオフ進出を目の前で見てしまったので、そういう場面はもう見たくないです。
それでは、26日の試合、TipOff!
前半は1Pは千葉が先行するものの、2Pでガッツリ3PFGを決められ同点。
後半は、FG、3PFGともに成功数は互角。最後はFTの成功率が勝負を分けました。
4Pでの栃木の追い上げはすごかった。
栃木のディフェンスがリバウンドをとれなくなり、2分近く千葉がボールを支配している時間もありました。…ってその間FGが決まっていないとも言えますが(^_^;)
今日は#0佐藤、#1一色、#3星野は出場なし。先発が調子よかったから変えなかったのかな。それともタフなゲームになる明日へ温存?
で、最終結果はこう。
26日結果
栃木●88-93○千葉(観客2607名)
日立東京●50-69○北海道
26日試合終了後順位
3位 栃木 30勝23敗
4位 北海道 30勝23敗
5位 日立東京 18勝35敗
6位 千葉 18勝35敗
レバンガ北海道と千葉ジェッツが意地を見せ、最終戦を前に踏みとどまる。そして、3-4位、5-6位の勝敗数が並んだ。最後の最後までリーグを引っ掻き回してくれるのうw
しかも千葉ジェッツの93点はシーズンハイ。もっとシーズン早めに出してほしかったなと思いながらもw
アウェイの土壇場で勝ったので、気分が高揚していました。
帰りのバスで一緒になった、ある意味有名なジェッツブースターさんに声をかけて駅前で祝杯をあげました。
店を出たら、同じく駅前に泊まっているブースターさんと鉢合わせw ますます気合いの入る明日です。
・27日 日曜日
午前中、オリオン通りで宇都宮餃子を食べてから直通バスに乗車。今日乗ったバスは、ジェッツブースターの方が多く見えたな。
泣いても笑っても今日がシーズン最終ゲーム。
4チームが4チームとも負けるわけにはいかない試合。でも引き分けはないので、勝敗はついてしまう。
今日の席はベンチ裏の横に設置された、エンド指定席。ベンチ裏の横なので昨日同様の一体感は変わらず。昨日よりさらにジェッツレッドが増殖しているw 頼もしい。
エンド指定席は場所取りされていたので、前から3列目の空いてる席に座ったところ…
前の列はレジー・ゲーリーHCのご家族、右側の一段はスタージェッツ。なんだよこの関係者席はwww
今日は試合開始前からマスク・ド・オッチーも揺れまくりですw
そして始まるブレクシーによるオープニングショー、昨日と曲が違うな…って、ジェッツがホームゲームで使ってるディフェンス曲とハーフタイムショーの曲じゃねーかw 迎える側の余裕の現れかな?w
しかもディフェンス曲のダンスに合わせてジェッツブースターからは『ディッフェンス!』の声飛んでるしwwwもちろん自分も声飛ばしたしwww
先週入場時の暗転では、ジェッツ側の赤いペンライトも増えていますw
MCさんも当然ヒートアップ。昨日より明らかに試合中に『GO!BREX!』のコール回数が増えてる。2回に1回くらい言ってたでしょうか。
そして、運命のTipOff。
今日はさすがに終始栃木ペース。
アウトサイドでのパス回しルートを塞がれ、#23ウィギンスや#33ブラズウェルにインサイドに入ってもらうけど、真下に押し込まれてシュートがしにくい体勢にされて無理矢理打って、リバウンドを拾われる展開。
終始リードされたまま。致命的だったのはFTの成功率の低さ。
昨日とうってかわって全然入らず、テン・トメル博士がスクリーンに写り放題でしたよ。
栃木のFTを邪魔しようと、ブーイングをするのですが、マスク・ド・オッチーはゴール裏にいってくねくね踊って見せるんですよね。でも田臥はそんなの気にせずFTを沈めて、オッチーがコケるの繰り返しw
オッチーは他にも、スコアボードの前付近で踊っていたら、スクリーンにスコアボードを写すカメラに見切れていたらしく、前半の間、スコアボードを映す度にオッチーが映り込むという事態にw さすがに後半からはカメラのアングルがちょっと上がったので、オッチーのアフロのてっぺんだけがちょろちょろと映る程度でしたがw
前半終了時点で48-40と8点ビハインド。
Twitterで北海道と日立東京の試合状況をチェックすると、前半終了で45-45のイーブン。向こうも必死です。
後半からは、#0佐藤を投入するも、差を詰めきれず…
アンスポーツマンライクファウル、ダブルテクニカルファウルも飛び交う試合となり。
それでも4P残り1分の時点で6点ビハインドまで詰め寄りましたが…
黙ってコートを見つめるスタージェッツ。
そして、試合終了のブザー。
27日結果
栃木○83-73●千葉(観客2972名)
この瞬間、3-6位のすべての順位が最終確定。
リンク栃木ブレックスのプレイオフ進出が決定しました。
後にTwitterで見ると、この数分前に北海道と日立の試合が終わっていました。
日立東京●62-63○北海道
聞くところによると、4P残り0.8秒で北海道がFTを2本沈めての逆転勝利だとか。
北海道は自力で2連勝し、プレイオフ進出の夢を栃木vs千葉の結果に委ねましたが叶わず。
シーズン末期近く時点で3位だった北海道を、北海道ホーム戦で2連勝して4位に引きずり下ろしたにもかかわらず、最後の後押しはできなかったというorz
千葉が勝っていれば、プレイオフ進出は北海道、千葉は5位浮上だったのですが、たられば言っても後の祭り。
27日試合終了後の最終確定順位
3位 栃木 31勝23敗(プレイオフ進出)
4位 北海道 31勝23敗
5位 日立東京 18勝36敗
6位 千葉 18勝36敗
正直悔しかった、ちょっと涙も出たけどさ。
これが今の千葉の実力なんだなとも思う。
それでも、栃木とは3勝3敗。悪い成績ではないはず。
印象的だったのは、試合終了後ジェッツとブレックスのブースターでのエールの交換かな。
試合終了後、屋外でHC、選手、フライトクルー、同行スタッフ、ブースター一団となっての写真撮影。しかもきれいに並んだりせず、ブースターの中に選手が混じり合っての撮影。終了後は選手との会話する人あり、差し入れや個別に写真撮ったりと、交流を深めていました。
今シーズンはじめてバスケの試合観戦を始めたやつが、まさかアウェイでのシーズン最終戦を追いかけるまでになるとは自分でも思ってなかったですよ。これについては、また別なエントリでかな。
・後日談
アウェイ戦自体は、アリーナや雰囲気を楽しんだり違いを見つけたりするのが楽しいのですが、その中でもNBLで一番の集客を誇るリンク栃木ブレックスのホームゲームは見てみたかったんですよ。
シーズン中頃に、千葉ホーム戦(佐倉市)でブレックス戦があったときには、アウェイツアーを組んでまでブーストしにくる程熱いブースターが多い印象を持っていました。なんせ普段は埋まらないアウェイ側のゴールピット指定席(前売り7000円)が満席になったんですから。常にアウェイツアーを組める体勢になってる運営がすごいなと。(スポンサーにタビックスジャパンが入ってるのもありましょうが。)
実際宇都宮へ来てみれば、宇都宮市や栃木県におけるプロスポーツへの熱さが見えました。
オリオン通りには、『ブレックスをプレイオフに!』の幟がはためき、支援自動販売機もある。
地元下野新聞では、県内プロスポーツ(サッカーJ2栃木FC、バスケNBLリンク栃木ブレックス、自転車宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン、アイスホッケー日光アイスバックス)を中心としたスポーツ誌(30ページほど)をフリーペーパーで毎月発行してるし、AM、FM、テレビ(民放、NHK)も話題にしている。
この3月には、『とちぎ4プロ清原男気祭り』として、清原地区でのプロスポーツ、9日に栃木FC開幕戦、15/16日にブレックス戦、23日に宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンの試合の共同プロモーションを行ったりとか。その時の巨大バナーが清原体育館前に飾られていたのですが、それぞれが違うスポーツの格好で写真に収まっていました。例えばブレックスの田臥が競技用自転車に乗ってるとか。
応援団として、物まね芸人のリトル清原がいるのはご愛敬ですがw
他にも、今回のブレックス戦の中で『WE BELIEVE 〜栃木をプレイオフに〜』と称した応援キャンペーンビデオで、県内各プロチーム選手たちからの応援メッセージが流れるなど…
ブレックスだけじゃなく各チームと地元の一体感がこれでもかと伝わってきました。
プロバスケチームの先輩であるリンク栃木ブレックスから見習うところは、結構あると言うことを実感できたのも、アウェイ遠征の収穫だと思いました。
リンク栃木ブレックスの皆様、プレイオフ勝ち上がってください!
千葉ジェッツの皆様、シーズンお疲れさまでした。来シーズンは、もっともっと高い空を飛びましょう。Go JETS!!
BlackBerry from NTTdocomo
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