03)消え行く『おくじょう』
土曜日の雨で、だいぶ雪が消えた東京東部。
土曜日にいつ雨に変わったかでだいぶ事情が異なる模様。
今日は、この2月3月で閉鎖を迎える、デパートの屋上遊園地を見に行ってきました。
きっかけは、先日の同人誌即売会コミティアで見つけた『おくじょう』という写真集。
全国各地のデパートの屋上遊園地やそこに集う家族の風景などを切り取った写真集です。
そのサークルさんで、直近で都心部で閉鎖になる屋上遊園地を伺ったのでした。
まずは、御徒町の上野松坂屋。
こちらの南館は、3月で建て替えの為閉鎖。
建て替え後は、シネコンを含めたビルになるとのこと。
現在の南館も売りつくしセールで、徐々に店舗を閉めている様子。屋上も1つ下階のレストランも2月末日で閉店とのこと。
屋上に上がってみるとまずは、エレベーターホールにペットショップ…というよりも鑑賞魚ショップですな。これもありがち。
屋上に出てみると、子供向けの乗り物遊具が真ん中にどーんと。その回りのテントのなかにはメダルやキャッチャー系。ゲームは基本的にないっぽい。
遊具群の真ん中には雪だるまが鎮座。事務所のカウンター前には、前述の写真集『おくじょう』も置かれていた。
そしてNHKの取材カメラが入っていた。何の番組だろう。出演者等はおらず、カメラ・音声・記者の三名様だったのでローカルニュースのコーナーかなぁ。
2時ちょっと前になると、事務所から着ぐるみ?が出てくる。
獣人っぽいの、ジェイソンみたいなの、なんかのゆるキャラのようなもの。気がついたら、追っかけ?のカメラさんたちと家族連れでだいぶ混んできた。
獣人っぽいのは、子供に近づいていくんだけど、子供は泣き叫ぶw
着ぐるみたちは、マイクを持って、これから絵本の朗読を始める模様。定期的にやっていたのかな。
NHKのスタッフはこれについては取材してなかったなーw
朗読までは聞かずに、御徒町を後に〜
続いては、蒲田駅ビルの蒲田東急プラザ。
こちらは、東急プラザ自体のリニューアルだけど、屋上遊園はリニューアルに伴い3月2日に閉じてしまうとのこと。
屋上遊園のプラザランドは、今年で48年目。現在はナムコが運営しています。
こちらは、やはり真ん中に遊具群、テント内にはキャッチャーや太鼓の達人、アイカツやカードゲーム系もありました。
そして目玉は、ミニ観覧車。ゴンドラは8個ついてるのですが、今日は強風のため運休でした。
こちらも買い物ついでの家族連れや、プラザランドを写真に納めようというカメラマンで賑やかでした。
こちらもカウンター前には『おくじょう』がおいてありました。
高層ビルになってしまうと、屋上を解放すること自体がなくなってしまいますからねぇ。
自分も、小さい頃は地元のデパートの屋上にあった遊具やロケットのような乗り物に乗るのが楽しみで、小学生を過ぎて一人で来るようになると、遊具ではなくゲームコーナーに置いてある、古かったり海賊版だったりしたアーケードゲームを目指して行ったりしてました。
都心、地方に限らず、そもそも『屋上に出る』っていうこと自体ができなくなってきてるんだな、と思うことしきりでした。
これは、余談ですが帰りに油断していて、電車から降りる際に電車とホームの隙間にタブレット端末を落としてしまいました。
幸いにも、条件はよかったので電車停めたりという迷惑はかけなかったようですが。
1)線路上には落ちなかったので粉砕は免れた
2)ホーム立ち会い中の駅員がすぐそばにいたので、後続の電車が到着する前に拾ってもらえた
3)タブレット端末自体にも大きな損傷がなかった
電車に乗ってるからって、手荷物広げたらいかんなぁ…という反省の日でもありました。
BlackBerry from NTTdocomo
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