E135)声優口演ライブ
土曜日は明石であった、声優口演ライブを見てきました。
チャップリンやバスターキートンなどの無声映画に生でアテレコをするというイベントで、羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、山寺宏一さんというそうそうたる顔ぶれでした。
まず、10月に羽佐間さんが明石で行った声優ワークショップから、3人を選抜して1890年代の1分弱の無声映画にアテレコをさせていました。
小学生、高校生、声優の専門学校に通っている人まで様々ですが、元々台本のない映画に声を当てるので、個人毎に解釈が違って面白かったです。
本編は、まず羽佐間さんと野沢さんで、バスターキートンの『キートンの探偵学入門』、続いて山寺さんがチャップリンの『チャップリンの犬の生活』にアテレコをしました。
羽佐間さんと野沢さんは、アテレコをしつつもドラゴンボールネタを織り混ぜたり、羽佐間さんの親父ギャグや世代の古い歌に突っ込む余裕を見せていました。
山寺さんは『全カットに台詞をつける』と言って、犬の喧嘩のシーンにまで『チーズじゃないよ』っていいながらキャンキャンと声を当てたりされておられました。
お三方とも当然のように台本は手元に持っておられませんでした。
台詞を考え、覚え込み、かつアドリブも混ぜていくという技を生で見させていただきました。
来月23日には、さらに千葉繁さんと若本規夫さんを加えて、大阪の新歌舞伎座でチャップリンの映画を吹き替えるライブがあるそうです。
それも見てみたいと思いました。
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