0796)きのさき!
18きっぷでとことこと、城崎温泉へ。
冬の寒い時期のうちに、城崎へ行っておきたかったので行ってきました。普通電車だけで片道約4時間。
帰りの時間を考えると、11時半の到着から、18時半の出発まで7時間。
その7時間で、城崎温泉名物の外湯7ヶ所を全て入るという無謀な行動でした。
最初の乗換駅の姫路駅は地平のホームと旧駅ビルが姿を消して、地下を全て掘り直ししていました。既存ビルとの連絡通路の所だけが見えています。結構大がかりですな。
しかし、温泉へ向かうというのにロングシートの103系(ワンマン改造された元通勤電車)に揺られるのはなんとも風情の無い話でw
播但線→山陰本線と乗り継いで城崎温泉に到着したのは、11時半。
城崎温泉に7つある外湯のうち、3つは午後からの開湯です。駅前のさとの湯が13時、まんだら湯と柳湯が15時から。その他は朝7時開湯です。
因みに7つの外湯は全て同じ源泉(4つの源泉のミックス)で、泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物・高温泉です。
城崎温泉街は、柳並木の大谿川の両側にこじんまりとした旅館や温泉が並んでいて風情があります。個人的にはまだ2、3回しか来たことがないのですが、気に入っております。できれば雪が積もっているときに宿泊してゆっくり外湯巡りしたかったですが…orz
まずは駅から1.5kmと一番遠い、鴻の湯へ。
鴻の湯で一日デジタル外湯券『ゆめぱ』を購入。
外湯は入浴料金が600円もしくは800円で、7ヶ所で合計4400円になりますが、『ゆめぱ』は1000円で当日の閉湯(22:40)まで入り放題になります。
『ゆめぱ』自体は、手持ちのFeliCa対応ICカード(おサイフケータイや交通ICカード等)があれば、そのICカードに書き込まれます。あとはフロントの受付機(カウントのためか受付機は男女別でした)にタッチするだけで入浴可能です。
FeliCaカードを持っていない人向けには、ゆめぱの借用もできます。(デポジット(預かり金)500円加算されますが、返却時に戻ります。)
鴻の湯を出て、次の御所の湯を出て休憩していたらいきなり大雨。傘を持っていなかったのでしばし足止め。
止む気配はなかったので、表の土産屋でビニ傘購入して移動。
次の一の湯を上がったところで、時刻は14時。
柳湯のすぐそばにある、街中のそば屋で、かにそばを頂く。そばに蟹のむき身がはいっておりました。
14時半を過ぎていたので、15時開湯のまんだら湯へ移動。すぐ横の柳湯も15時開湯なのですが、前回入れなかった悔しさがあったのでw
城崎温泉の外湯には『一番札』という絵馬サイズの木札があって、各湯の毎日一番最初の入場者に記念品として渡されます。
まんだら湯の一番札を狙っていたのですが、開湯20分前に着いたら既に旅館の浴衣を着たカップルがいたorz
開湯待ちをしていると、雨が雪に変わってきた。
そんな中で14:46を迎えたので、東へ向かって黙祷。
生きてて、こうやって馬鹿な事をやっていられる事がどんんだけ幸せな事なのかをちょっと噛み締める。
まんだら湯の露天は桶風呂なんだけど、2人しか入れなかったw
まんだら湯を出ようとすると、浴衣姿のおっちゃん達の一段が襲来。
外に出て、次の柳湯へ移動する途中でも、雪が降る中にも係わらず、浴衣姿でそぞろ歩く人の多いこと。今日は日曜日なのに泊まり客結構居るんですね。
因みに宿泊客には、当日午後2時〜翌日午前10時まで利用可能なゆめぱが発行されています。ICカードは同じですが、ICカード無い人向けにはバーコードが発行されていました。効力は同じです。
ってことは、城崎温泉の楽しみ方としては、午後早めにチェックインして、夕食の時間まで外湯を楽しみ、夕食後は外湯や旅館の内湯を楽しみ、翌朝また外湯…ってのがいいのかな。
柳湯、地蔵湯、最後に駅前のさとの湯で、全7ヶ所の外湯全てに入湯してきました。
最後のさとの湯を出たのが18時ちょうど位かな。
晩飯の弁当でも買おうかと思ったら、駅周辺の土産物屋類が全部閉まってるw 駅の売店にも弁当はおろか、おにぎりもパンも売り切れてるw
(そりゃ18時過ぎたら、夕食の時間で大概宿にいるもんなぁw)
仕方なく、ペットボトル茶とスナック菓子だけ買って帰路へ。
ホームに入ると先発の新大阪ゆき特急きのさきが停まっていたけど、18:18で上り特急の終電って早いよなぁ…
自分が乗る普通列車の到着メロディが…どう聞いてもPuffyの『渚にまつわるエトセトラ』のサビの『♪蟹食いに行こう〜』の部分だったのは笑うしかなかった、しかも曲は琴アレンジでされてましたw
ってことでバタバタとしながらも、一応目的を達成して22時ちょっと前に帰着しましたが…
やっぱ城崎温泉は一泊して楽しみたいねぇ…
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