間違いなく熱海ですが、何か?
この一週間くらい熱海に行くとは連呼してましたが、『静岡県の熱海』に行くとは一言も言っていませんでしたが、何か?
そもそも『ラブプラス プラス』をプレーしているとは言っていませんが、何か?
プレー中なのは『ラブプラス』の方ですw
福島ケンミンが熱海と言ったら、自分の県内の熱海を想像するに決まってるじゃないですか?(*1出典を明示してください)
ってことで、静岡県じゃない方の熱海。
福島県郡山市熱海町にあります、磐梯熱海温泉へ行ってまいりました…っーか帰省のUターン途中に立ち寄りました。
JR磐越西線の磐梯熱海駅。普通電車で会津若松駅から約60分、郡山駅から約20分。
山の谷間で、五百川沿いに広がる温泉地です。
温泉が出たのは800年ほど前。駅名は開業当時は熱海駅だったのですが、東海道本線にその駅名を譲り岩代熱海駅→磐梯熱海駅と変わっております。
前の日記に出てきた温泉ホテルにはちゃんと立ち寄っております。入浴した温泉の感想は前の日記参照で。
磐梯熱海駅から西へ徒歩2分の『紅葉館 温泉本舗きらくや』
http://kirakuya.jp
和風B&Bスタイルのホテルで、極力従業員が部屋に立ち入らないスタンス。
・事前予約がないかぎり、布団敷きは自分で。
・夕食はなし。ホテルの食堂か外食で好きなものを選べる。
・シングルの洋室もあるのでお一人様でもOK。
日帰り入浴も、時間が遅くないかぎり3時間まで休憩室(元宴会場)での休憩可能で、平日土曜500円、日祝日800円。しかも10時半〜22時まで。
磐梯熱海の温泉街は駅から徒歩10〜15分くらい離れた五百川沿いがメインなので、駅近くはむしろ寂れている部類に入ります。ただし、その分老舗が多いともいいますが。
昔は駅の側には、磐光パラダイスというホテルがあってな…
まあこの話はまた別途。若しくは、Wikipedia辺りで調べてみてください。
さて、風呂を上がってもまだ19時ちょっと前。郡山駅前から出る大阪ゆき深夜バス『ギャラクシー号』は20時半過ぎ。
まだ1時間半あるし、そのまま電車に乗っても時間を持て余すので、路線バスに乗って郡山駅前を目指すことに。
福島交通の熱海駅前停留所を18時56分発予定の、郡山駅前ゆき最終バスを待つ。
バスが出る20分前にバス停に到着。
バス停の椅子には老夫婦二人と、お婆さん一人、お孫様とおぼしき子供が二人。
下りの牧場ゆきバスに老夫婦が乗り、お孫様たちがお見送り。
バスは駅前ロータリーを出て行っても、先客の方々はお帰りにならない。
『何処まで行かれるんですか?』
お婆さんから声をかけられた。
そりゃあ、目の前に駅があるのにわざわざバスを待つ人間も珍しかろうw
これから郡山行って深夜バスに乗ることを言ったら、ちょっと驚かれていたけど、
お婆さんも、少し前に大宮から能登号で金沢へ出て、京都で一泊とかいう事もされていたとか。お互いに『若いうちじゃないと、体力無くなってできないですよねー』なんて言ってみる。
そんな話をしているうちにバスが来る3分前。
お婆さんは『夜になると、孫たちを連れて外に涼みに来るんですよ〜』と言って、お孫様たちの手を繋いで温泉街の路地へと帰っていった。
『お互いに体に気をつけて〜』と言って別れた。
山の谷間にある温泉街、既に日が沈み暗くなりつつある空には、いつ降り出すともわからない雨雲。
それでも雨は降らず、温泉街へ涼しい風を吹かせていた。
実家に居る間は、夜の気温は22度前後だったのですが、部屋の窓を全開にしても風が通らず蒸し暑い。
外はこれくらい涼しかったんだ…
しばらくするとバスが到着。乗客も無し。
バスは熱海、安子ヶ島を抜け国道・幹線道路を走るも、最終的の乗った乗客は4人だけ。
熱海駅前から40分、820円の行程。JRならば17分320円だというのに…w
まあでも、そのおかげでお婆さんと話も出来たし、涼しさもわかった。
ゲームの『ラブプラス プラス』で、静岡県の熱海温泉を取り上げてるのに便乗して、生まれてこのかた通過しかしてこなかった磐梯熱海温泉に立ち寄る事が出来ただけでも、自分の中ではプラスになったと思うことにしますw
そして、しばらく郡山駅前をぶらついて、ギャラクシー号で大阪へ戻る。
そのギャラクシー号に乗ってから、さっきぶらついた所に『寧々家』という飲み屋を見つけて、悶絶してしまった事については次回の講釈で。(その予定はありません。)