青砥千樹のどーでもいい日常　でらっくす

読売新聞オンラインwebにこんな記事が。
「デジタル放送、録画一回規制緩和提言へ…経団連」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060508it06.htm?from=top

　確かにデジタル放送は、簡単に画質の劣化なくコピーをバンバン作れてしまうので、
コンテンツホルダーとしてはコピーされたくないので「コピーワンス」（録画は一世代だけ）という規制を作ってしまったのでしょう。

・・・有名な大型量販店の店頭から怪しげな電気屋まで、デジタル放送機器を扱う店には軒並み何の説明もない「画質安定化装置」が売られているのは何ででしょうねぇ。
デジタル放送ならそんなもの使わなくても画質安定してそうな気がしますけれども？

ただ、この規制だと、画質の劣化するアナログは対象外で、デジタル機器の場合はＤＶＤ−Ｒには録画できない。
ＨＤＤに録画した後でも、ＤＶＤ−ＲＷくらいにしか移せない。しかも、移すとＨＤＤにあった元のデータは消される。
（移動＝ムーブという言い方をします。）

番組作って、放送して、広告見てもらって、利用料払ってもらって、パッケージ買ってもらう・・・ってのは商売なので否定するつもりはもちろんないのですが、申し訳ないけど、
個人的には、デジタル放送でもコピーワンスを解除してもらいたいと思うのです。せめてＤＶＤ−Ｒに録画くらいはさせてください。
個人的に保存しておく自由はください。
ただ個人的な保存を楯にして、自分の出演した番組を録画した物を、売名行為で他人にばら撒くなんては、対価は得ていなくても論外ですけどね。
もちろんそれをコピーして、インターネットオークションや秋葉原・日本橋などの繁華街の路上で売ったりするのは論外ですが。

画面の隅っこにチャンネルマークのすかしでも入れておけばコピーして売られても違法コピーすぐわかるっしょ。
つか、明らかに画面の邪魔になるチャンネルマークの入った海賊版を買ってまで見たい人って居るのかな。