青砥千樹のどーでもいい日常　でらっくす

折角茨城県に引越してきたので、茨城でしか見られないものを見よう！
ということで、茨城県にある萩本欽一監督（略して欽督）率いる野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」
http://www.goldengolds.com/
の試合を見に行ってきました。

通常の本拠地は、稲敷市なのですが、06年はつくば市の協賛により、
「ゴールデンチャレンジ　水戸信金カップ」というカップ戦をつくば市のさくら運動公園野球場で15試合行うことになりました。
社会人野球の公式戦の無いタイミングでカップ戦を行っていきます。

その開幕戦が今日4月29日でした。

今日の相手はつい最近クラブができたという、埼玉県の「一球幸魂倶楽部」。
実は全15戦のうち、まだ３戦までしか相手が決まっていませんｗ
第２戦は柏のチームとつくばエクスプレスシリーズ、第３戦は福島の福島高専チームとの対戦です。
どちらも６月です。

このカップ戦は、全てゴールデンゴールズｖｓとなっています。
試合の勝ち負けはたいした問題ではなく、試合内容をスポーツ新聞の記者と観客が採点して、「ゴールデンポイント」を決定。
そのゴールデンポイントによって、順位が決まるというカップ戦です。

地元の振興ということもあるため、ファインプレーなどあった場合には地元特産品が送られるという地域性が出ています。

開会式では、つくば市長の挨拶のあと、「茨城県知事代理からのご挨拶が・・・」と続いて
「・・・代理　関根勤」えーーーーーー！
最初は、硬く挨拶をはじめたのですが、
「あ、失礼。知事から電話が・・・（大滝秀治さんのモノマネで）お前の挨拶はツマラン！」

その後、「ファン代表からの挨拶　代表　関根勤」
・・・藤岡弘、さん　おすぎさんなどのモノマネで挨拶。

最後は始球式と書いて四球式。関根さんとちびっこがあわせて四球を投げました。
そのときは、長島監督のモノマネでしたｗ

試合中は、と球場男性アナウンサーのかけあいが面白かったです。
（アナ）それでは審判団の紹介です
（欽督）名前だけじゃなくってさ、トシとか、家族とかの紹介はないの？
（アナ）調査します。
・・・次のチェンジ中に
（アナ）一塁の○○審判は、２３歳（「わかーい」とか声が飛ぶ)・・・茨城に彼女が居るそうです（会場爆笑)
、三塁の○○審判は昔「そしてさいたま」と言う歌を歌っており、当時の「さいたまんぞう」という芸名でした。
おいおい、野球の試合見に来ているのに「あの人は今」になっちゃったよｗ

「さいたまんぞう」と言えば、ＴＢＳテレビでやってた「そこが知りたい」の通勤電車途中下車の旅シリーズのエンディングで「東京カントリーナイト」とか歌ってた記憶を思い出したよ。

色々な場面でマイクをつかんで欽督が喋る、アナとの掛け合いもある。ただ野球だけを見ているのではないのが楽しい。

あと、ゴールデンゴールズの選手名には、スポンサーが一選手を選んで、その名前を冠につけている。
つまり打席に立つたびに企業名・商品名が流れる仕掛けなのである。
面白いところに目をつけたもんですよｗ

たとえば、
「１番　ショート　アミノバリューだれだれ。」
「２番　ピッチャー　ファミリーマート経営者募集中だれだれ。」
とか、他にも、「おーいお茶」「水戸信金」「しんしんのお漬物」のお冠を頂いている選手が居ました。

試合のほうは、８−０でゴールデンゴールズの圧勝。一球幸魂倶楽部の先発バッテリーが全日本に出場した女性バッテリーだったのですが、立ち上がりを打たれ初回で３失点。
その後は６回まで０行進だったのですが、

途中１５分ほど降った激しい通り雨のあと、また打ち込まれていました。
その雨の中、選手は引き上げても、欽督はピッチャーマウンドに立ち、一生懸命観客に話し掛けていました。
ただ、「このまま雨で中止になったら、隣の体育館でトークショーに変更します」ってｗ
降雨中止の払い戻しはないだろうなぁ。相手チームにまた来てもらうわけにも行かないしね。

試合終了後、欽督は相手チームの選手に、一人一人声をかけて行き、最後にゴールデンポイントの発表となった。
今回は開幕戦なので当然一位にはなるのだが・・・。

さて、ゴールデンポイントのランキングで秋の準決勝・決勝に再度つくばに登場してくるのは何処のチームになるのか。

今度は前売り券買って、内野席で見てみたいものです。
ちなみに、つくば市という立地条件もあるため、「つくばエクスプレスの秋葉原駅」でも前売り券を売っているそうです。

帰りはお土産に、茨城の「まぁ社長」(嘘)のパペットを買ってきましたとさ。