[福島]大店法リターンズ?
今日のテレビ東京系の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」の特集で、
福島県議会が「6000平米以上の店舗面積を持つ大型店の新規出店について、地元市
街地の商店街に影響が出る懸念がある場合、県が計画の見直しを求めることができる。
」という条例を可決。来年2006年10月から施行されるの。
これは、伊達町に計画されているイオンの東北最大規模のスーパーセンターの出店をに
らんでのものと思われるとの特集でした。
ちなみにこの番組は福島では放送されてませんw
番組では、福島県、イオン、伊達町、国、福島市内の消費者との視点から取材してまし
た。
私が見た感じでの傾向は、
福島県:地元が空洞化するし、車乗れない高齢者はどこで買い物すりゃいいの?、それ
に郊外のインフラ整備しても人口減ったら無駄になる。
イオン:客がいれば出店するのが商売。規制は「需給調整」にあたって憲法違反じゃな
いの?
伊達町:この条例は県民のためにならない。施行前にオープンさせたい。(町の雇用増
加、税収増加も含まれそう)
国:福島の条例は、国と行いたい方向は同じ。
消費者:福島は県庁所在地だけど若者向けの店がないから、高速バスで仙台にしばしば
行く。高齢者の方もけっこう仙台へいくという。
地元の商店街も、郊外の店舗も必要っちゃ必要なんだけど、
じゃあこの条例ですでに死滅状態に近い地元商店街が生き残れるか。
地元商店街は、いかに近所の人たちに来てもらうか。その工夫が必要でしょう。
それは駐車場なのか、品揃えなのか、サービスなのか、それは土地柄により変わるとこ
ろでしょうが。
その工夫をしないで、この条例にあぐらかいて殿様商売しているような商店街は、完全
に死滅するでしょうね。
あと、郊外店側にも一言言うなら、
「週末ごとに周辺に渋滞作るような広告の入れ方やめてくなんしょ・・・orz」
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